フワ釣り

かまへんライダー1号

2012年12月08日 10:15

フワ釣りの季節がやってきました。
フワ釣りとスティックシャッドについて、常吉村上氏のノウハウを記載してみました。数年前の記事ですが、…

以下、原文のまま↓↓↓


スティックシャッド4インチは、8〜9年ほど 前にツネキチリグが釣れることに対して 無 意味な対抗心から ジグヘッドリグへのこだわりが生まれ、そ れ専用のワームを作ったのがキッカケであ る。 寸胴なボディに小さなシャッドテールは当 時存在していなかったと思う。それに1gの ジグヘッドを装着し、 湖西の浜からキャストする。 スピニングタックルでラインはフロロ5LB か、ナイロン8LB。 程なくしてフッキングパワーと、圧倒的飛 距離の稼げるPEを使用するようになる。

ウィードにコンタクトさせ、引っ張らず“ほ どく”ようにアクションさせる。 じーっとステイさせワンアクションで喰わ す… これが僕のフワ釣りである。

当時は3割はフォールで喰ってきた。 テールをギルや子バスにちぎられると、格 段にアタリがなくなるのだが、最初から テールのないデザインのワームの存在が おかしくなるし、それまでには自分もス ティックシャッド以外を使っていて実際釣 れていた…。 バスは人の心が読めるのか…とも思えてしま う。 兎に角、自分がデザインしたものでよく釣 れるのはたまらなく嬉しい。

更に沖のバスを狙いたくなり、大きく重 い“スティックシャッド5.9”を造った。 大きくしただけでなく、4インチとは異なる リブを設け、稜線をプラスした。 角ばったリブで引っ張った時に水の渦をつ くらせ、稜線でワームのロール時に少しで も水を引っかいてやろうと考えた。

テールはシャッドテールと新設フィンテー ルを用意した。

フィンテールは生ウオデスにも採用されて いるが、ロッドアクションに対して不規則 な動きを期待した。 効果は…抜群だった。 ただ、販売されている“スティックシャッド 59フィンテール”は成型条件の関係でやや動 きが曖昧で、 自分は茹でてディッピングオイルで柔らか くする。 茹でた直後にテールを優しく引っ張り、伸 びた状態で漬け込むと“本チャン用”の出来上 がりである。

そして新作“パワーシャッドテール” …このワームはスイミングラバージグのト レーラを強く意識してデザインした。 ラバージグのトレーラと言えば、“ジグト レーラ”があるが、こいつはボトムを這うベ イトを意識してデザインした。 それに対して“パワーシャッドテール”は宙層 を泳ぐベイト又は侵入者?を意識した。

名前の通りリトリーブでラバージグのヘッ ドごと揺らすのが特徴で、テール自体は ロールしているがボディは ウォブリングさせることができる。 テールの“く”の字のデザインはテール幅の大 きさの割に水を引っかき、空中でよくと び、水中でしっかり アクションさせるのが目的である。 ただ、ノーシンカーでスローリトリーブさ せるとボディがクルクルとまわってしまう ので、ある程度速く引いて使用するか、 ジグヘッド、はハマグラビンシンカーを併 用するといい。

独特の水噛みでアクションしてくれる。 先にスイミングラバージグ用と述べたが、 コイツを工夫してフワ釣りに使用すると… 想像しただけでバスがつれてしまいそうで ある…



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