ジリオンPE メンテナンス紹介

かまへんライダー1号

2016年03月04日 22:47

琵琶湖遠投に必須の愛機「TDジリオンPEスペシャル」。
春の琵琶湖遠征に向けてちょっと頑張ってメンテナンス!
結構がんばってます。過去ログで紹介します。

ひげ会長もえび副会長もメンテナンスしましょうね。



まずはテープでラインをスプールに固定します。ラインを解いてしまうのが良いのですがもったいないので・・


サイドプレートのマグダイヤルの中のねじを1円玉で緩めます。


これは「1円玉」を使うことがキモです。ドライバーなどは固くてぴったり合わないので傷をつけてしまいます。このへんまで緩めます、ストッパーつきなのでいくら緩めてもねじが落下することはありません


サイドプレートをはずします。少し前側を下にねじってからはずします。PE特有の固定インダクトローターが出てきました。


ベアリングをとめているクリップを先の細いマイナスドライバーなどで外します。手でクリップを押さえておかないと外れた瞬間に飛んでいってしまうことがあるので注意が必要です


ベアリングとその下に入っているパーツを外します。組み付け時に困らないように。入っている順番を覚えておくことが必要です。私はこういうことは専ら携帯の写真ですまします。


洗浄にはZPIのパーツクリーナーを使っています。


サイドプレートから外したパーツをフィルムケースに入れ、パーツクリーナーで浸してキャップをし、ふりふりシェイクで洗浄します。小さなパーツは全てこの方法で洗浄しています。


スプールのベアリングにはパーツクリーナをぶっ掛けて汚れを洗い流します。何度も回しながらぶっ掛けます。


次はキャストコントロールノブ側の洗浄をします。まずキャスコンノブを回して外します。


ピニオンシャフトをピンセットなどを使って引き抜きます。


ピニオンシャフトとキャスコンノブの中に入っているパーツもパーツクリーナー&フィルムケースで洗浄。


レベルワインドの穴は、パーツクリーナーをしみこませた綿棒で綺麗に掃除します。


レベルワインドのギヤもパーツクリーナーぶっ掛けで洗浄。


PE整流ピラーもパーツクリーナーをしみこませた綿棒で綺麗に洗浄。


せっかく分解したので、フレーム内部も洗浄しておきました。


サイドプレートへベアリングなどの外したパーツを組み付け。ベアリング止めのクリップはちゃんと溝にはまっているか確認が必要です。


スプールを受けるサイドプレートのベアリングには、ZPIのF0スーパーコンクを1滴注入!ベアリングを回してなじませます


スプール側のベアリングにもスーパーコンクを1滴たらして回転させなじませます。シャフトの先とピンにはグリスを塗布します。


キャスコン内側の軸受け部も、綿棒+パーツクリーナーで洗浄し注油します。


ここにはZPIのF0スーパーコンクのスピニングオイルを注します。


レベルワインドのギヤ部にもスピニングオイルを注油しハンドルを回転させなじませます


ピニオンシャフトにグリスを塗って挿入します。


まっすぐに挿入します。グリスがはみ出てきたら拭きます。


きっちり収まるまで挿入して、キャスコンを分解と逆の手順で取り付けます。



あとは逆の手順でくみ上げれば完了です。

ZPIファンなので使用するオイル類が偏ってしまいましたが、使いたいものを使えばいいとおもいます。
(わたしはZPIの回し者ではありません)

片手間でできる、簡単リールメンテナンスでした。


そしてそして・・
飛距離が物足りなくなったので現在はスプールを「ジリオンPE用ロングキャストスプール!」に換装しています。



ノーマルのスプールとの違いは・・
軽い!赤い!そして・・
ブレーキ用のローターが可動式!


このローターは、振り始めの初速が速いときに遠心力でブレーキに近づき、きっちりブレーキが効いて、後半はスプール側に引っ込み、飛距離が伸びる!というもの。

確かに飛距離が伸びました。またスプールがかなり軽いので軽量ルアーも扱いやすくなっています。



現在のジリオンPEはギヤ比なども改良されていてとってもほしいんですが、愛着のあるこのジリオンを大事にしていきたいと思います。



ではでは


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